Salesforceのトリガーは、HTTPコールアウトを利用してJENKAのWebhookでデータを受信し、トリガーとして活用することができます。
基本設定として、以下の設定を行った後、フロー内でHTTPコールアウトの設定を行います。
Salseforceの設定例
Salseforceの設定例について、紹介します。本設定は、HTTPコールアウトを利用するための設定を紹介します。
この設定例では、リードのオブジェクトが更新されたら、Salseforce内のフローでHTTPコールアウトを行い、JENKAのWebhook(受信)でリードのidを取得する流れを作成します。
権限、プリンシパル等が必要な場合など貴社のSalseforceの管理者にお問い合わせください。
尚、Salseforceの設定は以下の2つの設定を行います。設定には管理者権限が必要となります。
- 指定ログイン情報の作成
- 権限セットの設定
- フローの作成
指定ログイン情報の作成
外部ログイン情報の作成
設定よりセキュリティ>指定ログイン情報のメニューを選択して、外部ログイン情報のタブをクリックして、新規のボタンをクリックします。
以下の画面が表示されますので、表示ラベル、名前は任意のものを入力し、認証プロトコルはカスタムを選択し、保存をクリックします。
保存したら以下の画面の遷移し、プリンシパル設定を行います。プリンシパルの新規をクリックします。
任意のパーラメータ名を記載して、連番は1のままで問題ありません。
保存をしてください。
パンくずリストから「指定ログイン情報をクリックして、前のページに戻ります。
指定ログイン情報の作成
指定ログイン情報のタブを選択して、新規をクリックします。
新規の指定ログイン上情報を入力します。
表示ラベル、名前・・・任意のものを入力
外部ログイン・・・上記で作成した外部ログイン情報を選択
権限セットの作成
この説明では、JENKAの用の権限設定を作成しますが、既存の権限のセットに追加していただいても大丈夫です。
権限セットの表示ラベル、API参照名に任意の名前を記載して、保存してください。
以下の画面に遷移するので、外部ログイン情報プリンシパルアクセスを選択します。
編集をクリック
有効な外部ログイン情報プリンシパルに追加して、保存をしてください。
以上で指定ログイン情報の作成は完了です。次にフローの作成に進んでください。
フローの作成
設定の検索メニュー「フロー」と入れて、「プロセスの自動化」>「フロー」をクリックして、新規フローをクリックして作成します。
フロービルダーに遷移します。「最初から作成」を選択して、「次へ」をクリックします。
種別の選択画面が表示されます。「レコードトリガーフロー」を選択して「作成」をクリック
右側の項目を埋めていきます。
エントリ条件 ・・・ トリガーの詳細な条件が設定できる。
条件の要件 ・・・ いずれかの条件に一致 (OR)
項目 ・・・ LastModifiedDate(最終更新日)
演算子 ・・・ 変更済み
値 ・・・ True
フローを最適化 ・・・ アクションと関連レコード」を選択。 スケジュール済みパス追加をクリック
上記の設定画面のまま、フローのスケジュール済みパスを追加をクリックすると、2股のフローに代わります。
チェックボタンを入れます。
右側の⊕ボタンをクリックします。
アクションを選択し明日。
「HTTPコールアウトを作成」をクリックします。
指定ログイン情報 ・・・上述で作成した指定ログイン情報を選択する。
表示ラベル ・・・・・ 任意
メソッド ・・・ GET
説明 ・・・・ 任意
URL ・・・・ JENKA上のWebhookのURLをペーストします。
「キーを追加」 をクリックします。
キーを設定します。
キー ・・・・ lead_id
データ型 ・・・・ 文字列
説明・・・任意
次へをクリックします。
サンプル応答方法を選択は、スキーマ用に接続を選択した状態で、次へをクリック
サンプル応答に接続します。JENKAのWebhook画面で、Webhook受信状態にします。メソッドはGETのままで進めてください。
テストのパラメータを設定します。 Salseforce_lead_idを選択して値に「test」と記載して、接続を行います。右側の画面のようになったら成功です。保存をクリックします。
表示ラベルに任意の名前を記載して、クエリパラメータを選択してください。
※クエリパラメータは、以下のように選択しましす。
保存をクリックします。
ラベルを記載して完了をクリックします。
有効化して完了です。
リードを更新してお試しください。