JENKA(ジェンカ)は、ふだんお使いのクラウドサービス同士をつないで、手作業で行っている転記や通知などを自動化するサービスです。

「メールで届いた内容を表に写す」「表が更新されたらチャットで知らせる」といった、サービスの画面を行き来する作業を JENKA が代わりに行います。

手作業でつなぐ場合と、JENKA でつなぐ場合の比較

iPaaS(アイパース)とは

JENKA は「iPaaS」と呼ばれる種類のサービスです。

SaaS(サース)

Gmail・Slack・kintone・Google スプレッドシートのように、インターネット経由で使うサービスを SaaS(Software as a Service)と呼びます。パソコンにソフトをインストールしなくても、ブラウザやアプリからすぐに使えるのが特徴です。

いまは多くの会社が、メールはこのサービス、チャットはこのサービス、顧客管理はこのサービス…と、目的ごとに複数の SaaS を使い分けています。便利な一方で、サービスの間でデータを受け渡す作業は、人が手で行うことになりがちです。

iPaaS

iPaaS(Integration Platform as a Service)は、こうした SaaS 同士をつなぐためのサービス です。iPaaS もインターネット上で提供されるので、サーバーを用意したりプログラムを書いたりせずに、サービス同士の連携を作れます。

JENKA はこの iPaaS として、さまざまなサービスとつながる部品(コネクタ)を用意しています。

JENKA を中心に、分類ごとのサービスがつながる図

JENKAでできること(連携の例)

JENKA で作れる連携の例です。どれも「きっかけ」と、そのあとに自動で行う「処理」の組み合わせでできています。リンク先の設定例の記事で、実際の設定方法をご覧いただけます。

メールの添付ファイルをストレージに保存する

取引先から届く発注書などの添付ファイルを、決まったフォルダに自動で保存します。保存し忘れや、ダウンロードとアップロードの手間がなくなります。

Gmail に添付ファイル付きのメールが届いたら、Google Drive に保存する流れ

設定例: Gmailで受信した添付ファイルをGoogle Driveに保存する

業務の進み具合をチャットで知らせる

kintone のレコードのステータスが変わったら、チャットに投稿します。承認待ちや対応完了を、担当者がすぐに気づけます。

kintone のステータスが変わったら、Slack に投稿する流れ

設定例: kintoneのプロセス管理のステータスが変わったら通知する

メールの内容を表に一覧にする

問い合わせフォームの通知メールなど、決まった形式のメールから必要な項目を取り出し、スプレッドシートに1行ずつ追記します。手での転記や、写し間違いがなくなります。

定型のメールが届いたら、本文から項目を取り出してスプレッドシートに追記する流れ

設定例: 受信メールの本文の内容をスプレッドシートに項目ごとに記載して一覧化する

AI でメールの返信の下書きを作る

問い合わせのメールが届いたら、生成 AI(Gemini や OpenAI)が本文を読んで返信文を考え、Gmail に下書きとして保存します。人は内容を確認して送るだけです。

問い合わせメールが届いたら、Gemini で返信文を作って Gmail に下書きを作成する流れ

設定例: GeminiコネクタでGmailの下書き文章を作る

決まった時刻に情報を届ける

毎朝決まった時刻に、天気予報などの情報を取得してチャットに投稿します。日付や時刻をきっかけに、定期的な作業も自動にできます。

毎朝、天気予報を取得して Slack に投稿する流れ

設定例: 【定期】毎朝、天気予報をSlack通知する

このほかの例は、カテゴリ「設定例」をご覧ください。

しくみ

JENKA での自動化は、次の3つの言葉を押さえるとイメージしやすくなります。

言葉 意味 例
トリガー 自動化を始める「きっかけ」 メールが届いた、ファイルが追加された、毎朝9時になった
アクション きっかけのあとに行う「処理」 チャットに投稿する、表に1行追加する、ファイルを保存する
ワークフロー トリガーとアクションをつないだ、自動化の手順 メールが届いたら → 添付ファイルを保存して → チャットで知らせる

トリガーやアクションは、サービスごとの「コネクタ」として用意されています。ワークフローは、画面上でコネクタを並べて線でつなぎ、それぞれの設定画面で項目を選んだり入力したりして作ります。プログラミングの知識は必要ありません。

ワークフローの編集画面のイメージ(Gmail で受け取った問い合わせに、Gemini で返信の下書きを作るワークフロー)

条件によって処理を分ける「条件分岐」や、文字や日付の形を整える「データ変換」などの部品も使えるので、業務に合わせた細かい流れも作れます。

使えるコネクタと、それぞれでできることは JENKAでできることの一覧 にまとめています。

はじめてみる

JENKA をはじめて使う方は、スタートアップガイドを順にご覧ください。

  1. ワークフロー作成の基礎: Google Drive にファイルが追加されたら Slack で知らせるワークフローを、例に沿って作ります
  2. テンプレートの利用方法: 用意されたテンプレートから、すばやくワークフローを作ります
  3. サービス認証: JENKA と各サービスをつなぐための認証を設定します

サービスの紹介・お問い合わせ・トライアルのお申し込みは、JENKA の公式サイト をご覧ください。