kintoneでレコード追加または更新したら、BowNowのリードが追加または更新される。
概要
kintoneでレコードの追加と更新があった際にBowNowのリード追加と更新を行います。
<ワークフローの流れとポイント>
1.kintoneにレコードの追加または更新が行われたら、WebhookでJENKAにレコード情報が送信されます。
2.受信したkintoneのレコード情報のメールアドレスでBowNow内にメールアドレスが無いかチェックします。
3.条件分岐で、②の検索結果で検索結果件数がわかる「検索ヒット数」の変数を元に判断します。

「検索ヒット数」を活用すると重複データがあった際は「更新」という条件が作れます。
検索ヒット数が0の場合:リードを新規登録する
検索ヒット数が1の場合:リードが更新される
4.条件に応じて、リードの新規登録または、更新が行われます。
設定方法
以下の番号順に設定内容を説明します。
①Webhook(受信)の設定
最初にkintoneにWebhookの設定を行います。
<設定>
1.以下の様にパラメータを設定してください。
2.WebhookのURLをコピーしたら、kintoneにWebhookの設定を行います。
kintone側を設定したら、Webhookの[Webhook]を受信をクリックして、kintoneを更新してください。受信されると、以下の様にキーが表示されます。
②BowNow(メールアドレスチェック)
kintoneのWebhookで受信したレコードのメールアドレスをもとに、BowNowに同一のメールアドレスがないか検索します。
1.以下の様にパラメータを設定してください。
項目 | 内容 |
アクション | リード検索 |
入力項目の指定 |
項目 | 内容 | メールアドレス | Webhook(受信)内の変数 recode.メールアドレス.value |
|
③リスト処理(メールアドレスチェック)
設定事項は不要です。
④条件分岐(検索ヒット数 = 0:TRUE)
「検索ヒット数」の変数を元に判断します。以下の様に設定します。
項目 | 内容 |
データ型 | 数値(Number) |
判定値 | BowNow内の変数 検索ヒット数 |
条件符号 | = |
値 | 0 |
⑤BowNow(新規登録)
リードの追加の登録の設定を行います。
項目 | 内容 |
アクション | リード |
項目 | 連携させたい項目の内容と変数を合わせていきます。
必要に応じて追加してください。
本サービスの利用上、ステータスIDとメール配信するのがおすすめです。
項目 | 内容 | 姓 | Webhook(受信)内の変数 recode.姓.value | メールアドレス | Webhook(受信)内の変数 recode.メールアドレス.value | 名 | Webhook(受信)内の変数 recode.名.value | ステータスID | Webhook(受信)内の変数 recode.ステータス.value | メール配信 | Webhook(受信)内の変数 recode.メール配信.value |
|
⑥BowNow(更新)
リードの更新の設定を行います。更新のためには、[対象リードを指定]の欄で、リスト処理の変数[SID]を利用します。
項目 | 内容 |
アクション | リード |
対象リードを指定 | リスト処理内の変数 SID  リスト処理内[SID]をリスト型のままで利用するとデータの型が合わないため、エラーとなります。
そのため、一度テキストにした[SID]を利用します。 |
項目 | 連携させたい項目の内容と変数を合わせていきます。
必要に応じて追加してください。
本サービスの利用上、ステータスIDとメール配信するのがおすすめです。
項目 | 内容 | 姓 | Webhook(受信)内の変数 recode.姓.value | メールアドレス | Webhook(受信)内の変数 recode.メールアドレス.value | 名 | Webhook(受信)内の変数 recode.名.value | ステータスID | Webhook(受信)内の変数 recode.ステータス.value | メール配信 | Webhook(受信)内の変数 recode.メール配信.value |
|
以上でコネクタの設定は完了となります。
最後に公開をして、動作確認を行ってください。
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